第2回 青葉区実務者ネットワーク会議(サポネットあおばのつどい)を開催しました。



 平成29年12月8日、仙台市福祉プラザ(プラザホール)にて、平成29年度第2回サポネットあおばのつどい「地域共生社会の実現に向けて ~ともに暮らすまちづくりの実践から~」を開催いたしました。
 当日は、69名の方にご参加いただきました。お忙しい中、本当にありがとうございます。



 内容としては、前半がシンポジウム、後半にグループワークを行っています。



 
 
 シンポジウムでは、ねくすと国見の安藤氏をコーディネーターに、まずワンファミリー仙台の佐藤氏より、「制度のはざまの支援と地域づくり」について、ワンファミリー仙台の具体的な活動などを交えながらお話をいただきました。

 続いて、仙台市権利擁護センターの菊地氏より、「市民後見人の活動について」誕生の経過や実例を基にご紹介いただきました。

 最後に青葉区障害高齢課の三塚氏より、「差別解消相談員としての取り組み」をテーマに差別解消相談員の活動内容や企業と障害者の仲介等による誤解解消の取り組みについて、実際にあった具体的な事例からお話いただきました。




 後半のグループワークでは、シンポジウムを通して地域共生社会の実現に向けてサポネットでできそうなことについて話し合いました。

〇障害児は親を中心に地域で何とかやってきた状況がある一方で、精神障害者は地域から抜け 落ちやすい。
〇地域共生社会という言葉に支援者が身構えてしまっている。当事者や家族は生きるために当たり前にやってきた現状がある。支援者ももっと地域に出ていく必要があると思う。
〇利用者が何の不安もなく生活していける社会になってほしい。

などの意見が出されていました。


 来年度のつどいについては、内容等検討を重ね、詳細が決まり次第ブログでもお知らせしていきたいと思います。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。